ヒトと地球のインターフェース。
スキープロショップ!
ICI石井スポーツ宮の沢店は、レーシング・基礎スキー・ジュニアレーシング専門店。
■所在地
〒063-0051
札幌市西区宮の沢1条1丁目6-1
詳しくは、
http://www.ici-sapporo.com/
2014年11月9日(日) ICI石井スポーツ宮の沢店
「ICI石井スポーツ宮の沢店」オープニングイベント第4弾!!
『伊東裕樹サービスマンによるチューンナップセミナー』が開催されました。
佐々木明さん、皆川賢太郎さんら全日本アルペンスキーチームを支えた伊東裕樹サービスマン。今日は「ケガをしない為にもチューンナップ。」を念頭に、エッジ&ワックスの手順を実技指導してくださいました。
トップの写真はセミナー開始時、ICI石井スポーツ宮の沢店プロスタッフ・吉田勝大さんから伊東さんの紹介での1コマ。
約2時間半に渡るセミナーの様子をどうぞご覧ください!
まずはスライドを使って、伊東さんの今までの活動を振り返ります。
佐々木明さんが初めてW杯2位表彰台に上がった時の写真や、テストスキーの様子など、貴重な写真に釘付けです。
スライドに続いて、伊東さんによる実技セミナースタート。
実際にスキー板を使いながら、新品の板のチューンナップの仕方を説いていきます。
作業工程毎にセミナー参加者たちが状態を確認。
神経を研ぎ澄ませ、伊東さんが仕上げたエッジの角度や質感を手に伝わる感覚を肌で感じ、覚え込ませることが重要です!
続いてベースワックス施工。
仮にトップワックスが雪質に合わない場面でも、ベースの出来次第で滑走性には大きな差が・・・。
まずは、スクレイパーで滑走面の汚れを落とし、さらに真鍮ブラシでストラクチャーに埋まった汚れを掻き出します。
そして、アイロンを使ってワックス掛け。
アイロンの温度設定は、ワックスの表記に準じましょう。これにより、"適量" のワックスを板へ垂らすことが出来ます。
垂らしたワックスをアイロンで滑走面全体へと伸ばしていきます。
乾燥後、スクレイパーでワックスを剥がし、ブラッシングすると・・・
ピカピカに輝く滑走面の出来あがり!
さぁ、伊東さんの教えを習得すべく、ここからは参加者の皆さんが持参のスキー板を実際にチューンナップ!
伊東さんの直接指導を受けながら、繊細なタッチでエッジの調整を行います。
何事も練習が必要。
伊東さんが簡単そうにする工程も、最初からは上手く出来ません。ただ、それはスキー技術も一緒。参加者たちは根気良くエッジを仕上げていきました!
そして、約2時間半のセミナーは、あっという間に終了。
スキー板に対する愛着を持って、チューンナップをする。
スキー板本来の性能を引き出すのはもちろん、道具を大切にする精神力を磨く側面を学ぶことが出来ました!
アルペンスキーやバックカントリー、フリースタイルとカテゴリは数あれど、どれも滑走面とエッジでターン弧を描くことに変わりはありません。キチンと整ったスキーで、ケガの無い素敵なターンを描きましょう!
今回のセミナーには、DAIGOさんの姿も (^^)
エッジを磨く指先からスキーに対する情熱を感じました!
大自然からの「雪」という名の贈り物。
基本を理解していれば決して難しく無いチューンナップを身に付け、今まで以上に気持ち良くスキーを楽しみましょう!
2014年11月9日(日)